【映画】虐殺器官のテレビ放送はある？無料で動画を視聴する具体的な方法がお得《期間限定》

アニメ映画『虐殺器官』は、ＳＦファンやアニメファンにとってかなり面白いと評判です。

34歳でこの世を去ったSF作家・伊藤計劃のデビュー作が原作です。小説はゼロ年代最高のフィクションと呼ばれていて、「ベストSF2007」国内篇第1位、第7回小松左京賞最終候補にもなった作品です。

フジテレビ「ノイタミナムービー」第2弾「Project Itoh」の一環として、同じく伊藤計劃氏原作の『ハーモニー』『屍者の帝国』と共に劇場版アニメ化され、2017年2月3日に公開されました。

『虐殺器官』のテレビ放送や、無料で動画を視聴する具体的な方法などを調べてみました。

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虐殺器官のテレビ放送予定は？

アニメ映画『虐殺器官』は、2017年の12/29にWOWOWシネマにて、放送されました。そのときには、『ハーモニー』『屍者の帝国』も一緒に3作連続の放送でした。

地上波でも、そろそろ放送があるんじゃないかと調べてみましたが、放送予定はありませんでした。

そもそも、このアニメ映画は観覧年齢制限Ｒ15+が指定されてる映画です。15歳以上でないと見てはいけないというものです。なので、だれでも見ることができる地上波では、かなりカットしないと放送できないですし、お茶の間で見る映画とは言えないので難しいのではないかと思います。

深夜帯ならなんとかできそうな気がしますので、期待せずに待っていたい所です。

テレビで無料で見る以外には、

レンタルDVD、レンタルBlu-ray
FODプレミアム（9/14）
U-NEXT（9/21）～
dアニメストア（9/21）～
アニメ放題（9/21）～

で見ることができます。

レンタルDVD、レンタルBlu-rayは出てますが、わたしの住んでる町のレンタルショップには棚に並んではいませんでした。やはりR15+という制約があるからななのかもしれません。

動画配信サイトとしては、FODプレミアムをお勧めします。

FODでは、プレミアム対象作品なので会員になれば、月額会費は取られますが無料で見ることができます。もちろん、Ｒ15+の指定はありますが、レンタルしていないとかレンタル中といったことはありません。

今なら、Amazonアカウント経由の登録で1ヵ月間無料キャンペーンをやってますので、この『虐殺器官』を、完全に無料で楽しむことができます。

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虐殺器官のあらすじと感想

アニメ映画『虐殺器官』のあらすじがFODプレミアムに載っていましたので引用します。

9.11以降、テロとの戦いを経験した先進諸国は、自由と引き換えに徹底的なセキュリティ管理体制に移行することを選択し、その恐怖を一掃。一方で後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加。世界は大きく二分されつつあった。

クラヴィス・シェパード大尉率いるアメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊は、暗殺を請け負う唯一の部隊。戦闘に適した心理状態を維持するための医療措置として「感情適応調整」「痛覚マスキング」等を施し、更には暗殺対象の心理チャートを読み込んで瞬時の対応を可能にする精鋭チームとして世界各地で紛争の首謀者暗殺ミッションに従事していた。

そんな中、浮かび上がる一人の名前。ジョン・ポール。数々のミッションで暗殺対象リストに名前が掲載される謎のアメリカ人言語学者だ。彼が訪れた国では必ず混沌の兆しが見られ、そして半年も待たずに内戦、大量虐殺が始まる。そしてジョンは忽然と姿を消してしまう。彼が、世界各地で虐殺の種をばら撒いているのだとしたら・・・。クラヴィスらは、ジョンが最後に目撃されたというプラハで潜入捜査を開始。ジョンが接触したとされる元教え子ルツィアに近づき、彼の糸口を探ろうとする。

ルツィアからジョンの面影を聞くにつれ、次第にルツィアに惹かれていくクラヴィス。母国アメリカを敵に回し、追跡を逃れ続けている“虐殺の王”ジョン・ポールの目的は一体何なのか。対峙の瞬間、クラヴィスはジョンから「虐殺を引き起こす器官」の真実を聞かされることになる。（引用：FODプレミアム公式サイト）

ツイッターには、『虐殺器官』の感想が投稿されていました。

「そういう部分もあるな。理解できない文化は排斥の対象になりやすいのと同じくらい、崇拝や美化の対象になりやすいんだよ。エキゾチック、とか、オリエンタル、とかいう言葉のもつクールさは理解できない文化的コードから発しているというべきだね」 [クラヴィス・シェパード / 虐殺器官]
— 伊藤計劃bot (@Clavis_Shepherd) 2018年9月18日

小説のなかの文章やセリフを配信してくれているbotです。ときどきいい言葉が出ますので、こういう世界観が好きなら覗いてみたらどうでしょうか。

虐殺器官、思い返すと、信じてもいない大義名分を言い聞かせて戦いごっこをする人たちがガチで戦争やってる人の中に入っちゃったせいで歪んでいくみたいな話だと思った。記憶だから美化されてるかも。けどジョンポールとクラヴィスは最後まで世界のための戦いとか信じてなかったでしょ、多分

— 犬井作 (@miduki_neko) 2018年9月16日

わたしもねじれてる人たちの物語のような気がしました。

虐殺器官の一番好きなシーン。アニメ化された作品があるんだけど、観るまで人気声優使ってどうせ無駄にBL感とか入れて原作◯◯プするんだろ！って思ってたら全然違って（しかも映画館に観に行った）、忠実とは言えないけど原作終盤の先走り感をうまく加筆されててすごい良かった https://t.co/aNyCjkUk0d

— りせ (@kojirase_rise) 2018年9月17日

原作が漫画や小説の映画が、ほんとうに最近おおくて、そのほとんどが駄作というか、見るに堪えないものが多いんですけど、この映画はいい意味で原作を少し変えて原作を補完してる感じでした。

虐殺器官、敵の理屈がむちゃくちゃ好きなんですよね…側からみてそこら中で大虐殺を引き起こしている大悪人の彼は、自分の大切なものを守る為の正義を行なっている

そしてそれを、しっかりと信じている。それに伴う犠牲を加味した上で。

— きやまめ (@kiyamame) 2018年9月17日

たしかに、物事や言葉には裏と表、さらには斜め上からとかいろいろな見方がありますから、どこから見るかがたいせつなような気がします。

「虐殺器官」。タイトルがショッキングだが、タイトルから想像する様なグロさより、もっと恐ろしい展開が待っていた。どんどん伊藤さんの世界に引きずり込まれ、言葉の一つ一つに「納得」させられてしまう。この本にも、そこにも、あそこにも、「虐殺器官」はいつも存在しているんだなぁ。

— まめっころ(収入の配達人) (@mamekkorori) 2018年9月14日

言葉っていうのは、本当に大切ですね。引きずり込む言葉もあればきょひすることばもありますから、使い方次第だと思います。